前回までの作業→外壁を漆喰で仕上げるための下準備・ラス網を貼る
漆喰は、前店舗・現店舗・自宅を含めると今まで相当な面積を塗ってきました。
しかし、モルタルの壁塗りは今回が初めて。
漆喰とはだいぶ勝手が違うので、ひとまず一日やってみて気づいたことなどをまとめておきたいと思います。
目次
モルタル・コンクリート・セメントの違い
モルタル
セメント+砂+水
モルタルとはセメントと砂を水で練ったものです。平坦な仕上げが可能なため、ブロックやレンガを積む際の目地や基礎、壁面や床面の下地や仕上げに使われます。
今回は漆喰仕上げの下地として使用します。
コンクリート
セメント+砂+砂利+水
モルタルとの違いは、砂利が入ること。砂利が入ることによって強度が大幅にアップするので、鉄筋と併用して大型の建造物などに使われる。
セメントとは
セメントとはモルタルやコンクリートを作る材料のことです。
単品で使うことはなく、目的に合わせて砂や砂利を混ぜて使います。
インスタントモルタルという選択肢も
モルタルを大量に必要としない場合、割高にはなりますがインスタントモルタルを使うという選択肢もあります。
インスタントモルタルは、セメントと砂があらかじめ混ぜてあるもので使用時に水を混ぜて練るだけでいいので手軽に使えます。
セメント・砂を混ぜる
今回はセメントをモルタルとして使うので、砂の比重は、1:2もしくは1:3
砂の割合を多くすることで強度が高くなるそうです。
比重の違いで強度がどのぐらい変わるのかはまだ経験がないので、、今回はひとまずセメント1:砂3でやってみました。
自宅でする場合は体重計を使うといいですね。
うちには体重計が無いので目分量でやりましたが、、慣れないうちはきちんと量った方が仕上がりが安定するでしょうね。
まずはトロ舟(プラ舟)と言われるプラスチック製の入れもの中に砂、セメントの順に入れます。
これを粉の色が均一になるまで混ぜます。
混ぜるのには、うちにあった草刈り用のクワで代用しましたが、やっぱり専用のものがあった方が作業効率が良さそうなので、次回までに買っておこうと思います。
プロはこれだけの面積を塗るときは、撹拌器を使うのでしょうが、素人はひたすら人力で頑張ります。
トロ舟(プラ舟)のサイズ
うちにあったトロ舟のサイズは、40でした。
このサイズの場合、砂一袋(18キロ)+セメント約6キロ(一袋の4分の1)で一杯になります。
セメントは1袋が25キロなので4回に分けて練ることになりますね。
モルタルは一度作ったら使い切りで保存出来ないので自分の技量と塗る面積に合わせた舟を選ぶといいでしょう。
しかし、40の舟だと小さくて何度もモルタルを作るのが面倒だったのである程度の大きさがあったほうがよさそうです。
混ぜたセメントと砂に水を混ぜる
これも混ぜながら目分量でやってみました。
初めは水が少なすぎたようで壁に全くつかなかったので、水を増やしてみたりしながらやりました。
混ぜ方にもコツがあるのでYouTubeを参考にしながら。。
一番初めはこれだけ塗るのに1時間もかかってしまいました(汗
漆喰とモルタル・塗りやすさの違い
漆喰はコテで壁面に置いた時に比較的よく伸びます。一方モルタルは漆喰ほど伸びないので、手を動かす回数も多くなり、コテに乗せた材料も重たいので疲れます。
壁塗りが全て終わる頃にはムキムキになりそうです(笑)
今回のミス
ラス網の貼り残し
塗り始めてから、出窓の裏側に下地のラス網の貼り残しが(汗)
こうならないように、モルタルを塗り始める前にもう一度全体の諸々をチェックしてから始めれば良かった。。
塗っていく順番
建物の同じ面で、塗るのに時間差が出来てしまうと、すでに塗ってある部分が乾いてしまい境目が出来てしまいました。
こうなることを防ぐため、次回は塗って行く順番を考えてから作業にとりかかろうと思います。
初めてのモルタル塗り1日目を終わって
YouTubeを観てイメージトレーニングばバッチリでしたが(笑)やっぱり観るのとやるのは大違い!当初の予想よりも全く進めませんでした。
しかし、まだまだ塗るところはあるので引き続き経験を重ねて、プロの素人を目指します♪
こちらも参考になりますよ♪
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