さて、狩猟シーズン目前です。
11月〜3月までの狩猟期間のあいだは、
「旅する美容室」の「狩りする美容師」です……
というわけで、
訳アリのため自家消費用にと冷凍庫に眠っている鹿肉を消費しようと思います。
その前に、まずは鹿肉についてちょっとお勉強。
鹿肉の栄養価
鹿肉の栄養価を文部科学省の食品成分データベースで調べてみました。
比較に挙げた牛肉・豚肉は部位によってかなり細かく分けられているので、メジャーな部位を挙げてみました。
*カロリーは牛肉・豚肉のおよそ3分の1
*タンパク質 およそ2倍
*脂質はおよそ10分の1
*灰分(かいぶん)と言われる、カルシウム・鉄分・ナトリウムなどのミネラルは、およそ2倍
鹿肉のスーパーフードっぷり凄くないですか⁉︎
あらためて自然の恵みに感謝ですね。
そして、ありがたくいただきます‼︎
鹿肉の安全性
鹿肉は野生肉なので、寄生虫が絶対にいないとは言い切ることは出来ません。
しかし、絶対に生で食べない!!ということさえ守れば、必ず寄生虫の感染や食中毒は防げます!!
地域によっては昔から鹿肉は刺身で…というのが一般的ですが、近年ではきちんと飼育された牛のレバ刺しでさえも禁止されているわけですからね。。
生食はやめましょう。
ジビエ(野生鳥獣の肉)はよく加熱して食べましょう 厚生労働省
厚生労働省は野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)では肉の中心部の温度が75℃で1分間以上の加熱を推奨しています。
鹿肉調理のポイント
鹿肉はむやみに熱を入れすぎると固くなります。
柔らかく仕上げるには低温調理法でのローストや、圧力鍋を使った煮込み系の調理がオススメです。
鹿肉のロースト(ローストベニソン)
ローストというと何だか面倒そうなイメージですが、、一度やってみると意外にも簡単に作れるので超オススメです!
スジのない「背ロース」や「モモ肉」が手に入ったら是非やってほしいレシピです。
鹿肉は固い・臭いなんて絶対思わないはずです!
低温調理器もいいらしいですね。欲しいな~
用意するもの
今回のレシピは、上記2つのレシピを参考にさせていただきました。
ひとまず加熱時間さえ守れば失敗することはありません。
・鹿肉(背ロース)200g
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 適量
・コショウ 適量
・ニンニク 2片
・ハーブ 適量
(タイム・ローズマリー・セージ・バジル・オレガノ・パセリ・ローレル・フェンネル・マートル・マジョウム・セロリ)
綾町の「ほんものセンター」で販売してるミックスハーブを使用。
作り方
*鹿肉は解凍後、調理する30分ほど前に室温に。
⑴鹿肉に上記の材料を全て揉み込み、30分ほど寝かせる。
⑵フライパンで表面に軽く焼き色をつける。
⑶フリーザーバックに入れ中の空気をできるだけ抜いて閉める。
⑷70度〜75度のお湯をはった鍋にに⑶を入れ、20分間温度を保つ。
⑸鍋から取り出し、粗熱がとれたら5mm〜1cm程度にスライスして完成!
写真、盛り付けのセンスがイマイチなのが残念……m(__)m
このままでも充分美味しいですが、
お好みで、バターやワサビなんかも合いますよ。
見た目も華やかなので、パーティー料理にもいいですね。
ぜひ多くの方に食べてみてほしいなー。
ではでは
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