*追記 2019年9月、ダイソンのドライヤーをサロンに導入しました。
その圧倒的な使い心地の良さから、現在お勧めするドライヤーはダイソン一択です!
しかし、そのお値段からなかなか一般家庭での導入は難しいかもしれませんね……
そんなわけで、ダイソンを導入する以前に書いたコチラの記事を参考にしていただければ幸いです。
安ければ¥1,000台から、高いものだと¥40,000台のものまであるヘアドライヤー。
一度買ったらそう簡単には壊れることはないので、新たに購入するとなると余計に迷うのかもしれませんね。
美容師として今まで様々なドライヤーを使ってきた経験をもとに、皆さんのドライヤー選びの参考になればと思い記事を書きましたのでご覧ください。
目次
家庭で使うならいくらぐらいのドライヤーが妥当か
初めからぶっちゃけてしまえば、、
温風が出れば何でもいいと思っています。ホントに。
単に『髪を乾かす』ということだけを考えれば値段に関係なく、温風が出れば乾かせるわけですからね!
とは言っても、あまりリーズナブルすぎると家庭で使うにも色々と不安が残ります…
個人的には¥5,000~¥10,000前後のものであれば最低限安心して使えるのではないかと思っています。
というわけで、そのあたりの説明をしていきたいと思います。
家庭用・業務用の違い
耐久性
美容室でのドライヤーの使用頻度は家庭と比べるとかなりハードです。
ほぼ一日中使っているわけですからね。
そこで何よりも重要になってくるのが耐久性です。
本体はもちろんですが、それ以上にモーター・ヒーター・コード・スイッチ類など全てのパーツに耐久性が求められます。
もちろんボクは日ごろ業務用のドライヤーしか使っていないわけですが、
たまに温泉に行った時などに家庭用のドライヤーを使うと、本体やコードがかなり熱くなるのを感じます。
業務用だとそこまで熱くなることはまずありません。
本体やコードが熱くなったまま使い続けると、断線など故障の原因にもなります。
もし、ご家庭でも何人かが続けて長時間ドライヤーを使うことが多い場合は、業務用を選択肢に入れてもいいかもしれませんね。
風量
基本的に業務用のドライヤーは風量が強いです。
営業中は出来るだけ早く乾かせた方がいいですからね。
ただし、その分家庭用と比べると音も大きくなります。
*ダイソンのドライヤーは別格でした!
コードの違い
業務用の場合、取り回ししやすいように家庭用よりもコードが長いものが付けられています。
また、家庭用よりも太いコードを使用しているため断線しにくいです。
コンパクト性
家庭用の場合、収納や持ち運びを考えて持ち手の部分が折りたためる物も多いですね。
一方、業務用の場合はそういった可動部が多いと故障の原因にもなりやすいためか、コンパクト性はありません。
コンパクト性よりも耐久性が大事ということでしょうね。
マイナスイオン
「マイナスイオン」
ドライヤーでは定番?かと思うので、、一応ふれておきますが、、
現在はマイナスイオンに関してはニセ科学という考えが主流のようですよ。
ボク自身も過去に使ったことはありますが、残念ながら全く何も感じることは出来ませんでしたので。。これから先も「マイナスイオン」と表示してあったら迷いなく選択肢には入れません。
旅する美容室がこれまで使ってきた業務用ドライヤー3種
ソリス
*ソリス315
現在、メインで使っているドライヤーがコレ。
過去に勤めていた時もこのドライヤーを使っていることが一番多かったですね。
一般の方には馴染みがないブランドかと思いますが、スイスのブランドでドライヤーではトップブランドです。
レトロでちょっと重さもあって、いかにもドライヤーな感じが好きなんですよね。
修理に出しながら、かれこれ10年ほど使っています。
TESCOM(テスコム)・Nobby(ノビー)
・NB1903
個人的には、一般家庭で業務用ドライヤーの購入を考えている場合、このノビーのドライヤーがイチオシです!
2019年5月19日、TBS放送の『がっちりマンデー・一芸がすごい家電メーカー』でも紹介されたコチラのメーカーのドライヤーは、
バリバリの業務用というよりは家庭用寄りの業務用という印象です。
日本製で価格も手頃ですし、先に紹介したソリスと比べると軽くて女性にも扱いやすいはずです。
ただ、カラーやデザインのバリエーションは少ないので、その辺は好みが分かれるところでしょうか。
リュミエリーナ
*ヘアビューザー 2D Plusプロフェッショナル
(現在はモデルチェンジして「レプロナイザー2D Plus または3D Plus」となっています)
これ¥35,000ぐらいしたかな⁈
特殊セラミックスを搭載しているらしく、高級ドライヤーの先駆けとしてかなり話題になりました。
現在はサブとして待機していますので¥35,000の風を感じたい方は遠慮なくおっしゃってください(笑)
番外編・温泉に設置してあったパナソニックの激安ドライヤー
パナソニックで1200ワットということで、淡い期待を抱いたものの…
やっぱり値段相応って感じです。
風量はそこそこありますが熱量が少ないので乾きは遅いですね。
ベリーショートの男性ならこれで充分かもしれません。
まとめ
実際のところ¥1,000のドライヤーでも¥40,000のドライヤーでも、仕上がりだけ見れば大きな違いはないでしょう。
男性の方やベリーショートの方、自分ひとりしか使わない場合など、使用時間が短い場合でしたらそれほど耐久性にこだわる必要もないかと思います。
しかし、家族の人数が多い場合や使用時間が長い場合は、耐久性などを考え最低限¥5,000~¥10,000前後のものが安心して使えるのではないかと思います。
また、単に「髪にツヤを出す」という視点から見れば、ヘアドライヤーという「モノ」にこだわるよりも、「乾かし方」のほうがはるかに重要ですからね!
それともう一つ
極端に言えば¥40,000のドライヤーが自宅にあったとしたら…
髪を乾かすことへのモチベーションがぐっと上がりませんか?!
実はこれってすごく重要だと思うんです!!
『自分の気に入ったデザインで、毎日使いたくなるようなドライヤー』
そんな視点でドライヤーを選んでみてもいいのではないでしょうか。
ではでは
旅する美容室は 予約制 です
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