「美容室帰りの髪ってどうしてサラサラで手触りが良くなるの?」
「自分でスタイリングしても上手くいかないのはなぜ?」
そんな事を感じながらも諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、美容師であるボクが普段の営業で気をつけている事をまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
目次
シャンプーの仕方
*シャンプー前のすすぎはシャンプー後のすすぎと同じくらいしっかりと
お湯でじっくりと予洗いすることで汚れの大部分が落ち、少量のシャンプーでも泡立ちが良くなります。
シャンプー後のすすぎと同じくらいしっかりとすすいで下さい。
*シャンプー剤はしっかりと泡立てて使う
シャンプー剤はしっかりと泡立てることで汚れを落とす効果を発揮します。
スタイリング剤などを使っていて、泡立ちが悪い場合は2度洗いして下さい。
*髪をこすらない
濡れている髪はとてもデリケートです。ゴシゴシ洗いは絶対にNGです!
たっぷりの泡と指の腹での優しいマッサージ程度で汚れは充分に落ちます。
*しっかりとすすぐ
シャンプーのぬるつきがなくなり、キシキシするぐらいまで地肌から念入りに流して下さい。
襟足・耳後ろは流れにくいので特に意識して流しましょう。
トリートメントの仕方
*トリートメントは頭皮に付けない!!
簡単にいえば、トリートメントは髪の手ざわり・指どおりを良くするための油です。
地肌からは皮脂が出ているため、さらにトリートメントをつけることは頭皮にとっては汚れにしかなりません!
*目の荒いコームやブラシで優しくとかす
目の荒いコームで優しく全体をとかすことで、さらに全体にトリートメントを行き渡らせることが出来ます。
濡れた髪に目の細かいコームを使うのはダメージの元になるので避けて下さいね。
タオルドライの仕方
*絶対にゴシゴシこすらない
濡れている髪はとてもダメージを受けやすい状態です。
髪どうしをゴシゴシとこすりあわせると、キューティクルがボロボロになってしまいます。
毛先をタオルで挟んで、やさしく押さえるようにして水分を吸収させましょう。
吸水性のいいタオルを使うと更に乾きが早くなるのでおすすめです。
アウトバストリートメントを使う
*求める質感に応じてアイテムを使い分ける
ツヤが欲しい場合は『オイル系』
しっとり感が欲しい場合は『ミルク系』
サラッと軽く仕上げたいなら『ウォーター系』
手のひらでよく伸ばしてから毛先とダメージ部分を中心に、髪の内側にも付けてください。
これらも、根元につけると汚れと乾きにくさの原因になりますので気を付けて下さい。
ドライヤーのかけ方
ドライヤーで髪が傷むと言われるのは、乾かしすぎによる「オーバードライ」が原因です。
大事なので何度も言いますが、
濡れた髪はとてもダメージを受けやすい状態です。
シャンプー後は必ずドライヤーで乾かすようにしましょう!
*まずは内側の根元を中心に乾かします
頭を下向きにすると内側・根元が乾かしやすくなり、髪の根元も立ち上がるので一石二鳥です。
*根元から毛先に向かって温風をあてる
髪の表面のキューティクルは、根元から毛先に向かってうろこ状に重なっています。
根元から毛先に向かって温風をあてることでキューティクルが整い、手触り・ツヤがよくなります。
*最後に冷風をあてる
湿り気が無くなったら、最後に冷風をあてることで髪表面のキューティクルが引きしまり、表面が整うので自然なツヤがでます。
ボブ~ロングの方なら、ドライヤー後にこのブラシで根元からとかしてあげると更にサラツヤ髪になりますよ!
まとめ
ここまで見ていただければ、美容室では決して特別なことをしているわけではないことがわかっていただけたかと思います。
ただ、ほとんどの方がいつもしている一つひとつの工程を丁寧にしているだけなんですよね。
日々の忙しい中でも、これらを面倒がらずに髪にかける時間を少しだけ増やしていただければ、自宅でも「美容室帰りのサラツヤ髪」が実現できるはずです!
髪が決まると一日気持ちいいですからね♪
ではでは
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