炭酸泉の髪への効果とは?

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旅する美容室ではカラーリング・パーマの流しの時や、場合によってはシャンプー時にも使用している炭酸泉。

なぜ炭酸泉を使うのか?

そして、髪に対しての効果を改めて解説していきます。

汚れ・薬剤を落とす

美容院で炭酸泉を使う上での一番のメリットが、この汚れと薬剤を落とす効果だと思っています。

炭酸に含まれる二酸化炭素は酸素よりも浸透力があるため、通常のお湯で洗い流すよりも炭酸泉を使って洗い流すことで、髪に吸着した様々な薬剤や汚れを取り除く効果が期待できます。

ph(ピーエイチ・ペーハー)バランスを整える

phとは0〜14までの数値で表され、

ph7が中性でそれよりも数値が低い方が酸性。ph7よりも数値が高いとアルカリ性です。

髪や肌のphは4.5〜5.5で、弱酸性です。

この弱酸性付近がタンパク質(髪・肌)が一番強固で安定するポイントになるわけです。

phが高くても低すぎてもダメなんです。

髪表面のキューティクルはphによって開閉するため、この性質を利用してヘアカラーやパーマなどの薬剤を髪に浸透させるわけです。

*phが弱酸性に傾く→収れん(キューティクルが閉じる)=髪が傷つきにくい状態

*phがアルカリ性に傾く→膨潤(キューティクルが開く)=髪が傷つきやすい状態

パーマ液やカラー剤はアルカリ性のため、適切な処理をしないとダメージにつながりやすいわけです。

・水道水:ph7前後

・パーマ液:ph9前後

・ヘアカラー剤:ph10前後

・ブリーチ剤:ph12前後

炭酸泉はph4.5〜4.8なので、パーマ・カラーリング後の流しの際に炭酸泉を使うことで、アルカリ性に傾いた髪を素早く弱酸性付近に持っていくことが出来るわけです。

血行を促進させる

たとえば炭酸泉の温泉の場合、

炭酸泉に浸かることにより、肌から毛細血管に二酸化炭素が取り込まれます。

その結果、血液中で酸素を運ぶ役割をもつヘモグロビンが、酸素を放出してしまい軽い酸欠状態になります。

すると脳から更に血液を送り込むようにと指示が出て、酸素を補うために血管が拡張されることでその部分の血流が良くなり、代謝が高まるわけです。

しかし!

この効果は10分近く炭酸泉に浸かりっぱなしにしないと効果はありませんので、、カラーリング・パーマの流し程度の時間では血行促進効果は期待出来ませんので、、悪しからず。

炭酸泉の髪への効果まとめ

炭酸泉はお湯に炭酸ガス(二酸化炭素)が溶けているだけのものです。

正直言うと、これを使ったからといって劇的にヘアスタイルの見た目に影響するものではありません!

しかし、お湯だけでは落とすことが出来ない髪に残る余分な物を落として、髪をニュートラルな状態にしてくれる炭酸泉は『縁の下の力持ち』と言えますね。

ではでは

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