猪肉・鹿肉を保存する際は肉に含まれている血液や水分をしっかり抜くことが基本です。
これらジビエ肉が臭いと言われる原因は肉に残る血液なので、
冷凍保存前にしっかりと血抜きしておくことで解凍後に臭みのない肉をおいしく頂くことが出来るわけです。
食材の脱水といえば専用の脱水シートが市販されていますが、この時期は大量に使うことになるためコストがかかりすぎてしまいます。
そのため今までは大き目のタッパーに新聞紙を敷き、キッチンペーパーで包んだ塊肉を入れて半日〜1日で一度ペーパーを交換して…という感じでやってきました。
しかし、キッチンペーパーの消費量もなかなかのものです。
そこで、知ってはいたものの今までは踏み込めなかったあるものを使ってみよう!
と思い立ったわけです。
そのあるものとは…
ペットシーツです!
「えーーー」という声が聞こえてきそうですが…
まぁ、正直抵抗はありましたよ。ボクだって。。
抵抗があったからこそ使ってみるまでに時間がかかったわけで。。
で、使ってみた結果…
コレはなかなか良いですよ!
気持ちさえ整理できれば(笑)
↓コチラ冷凍前に猪肉の下処理に使ったペットシーツ。いちおう配慮してモノクロにしましたが、しっかりと血液を吸収しているのがわかると思います。
そして、使ってみて今更ですが…
使われている素材の毒性や衛生面は大丈夫なのかな?と、感じたので調べてみました。
目次
ペットシーツに使われている素材はどんなものなのか?
今回は近くのホームセンターオリジナルの薄型ペットシーツを買ってみました。
香料なども使っておらず、サイズ的にもちょうどよかったので。
コチラの製品で使われている素材は6種類。
それぞれが層になっているので、表面の素材から調べていきます。
1層目【不織布(ふしょくふ)】
表面は不織布という素材で、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のものが使われています。
非常に細かな穴があいているので通気性が良く、吸い取った水分を逆流させない性質があるそうです。
ティーバック・マスク・紙おむつや生理用品の表面剤として使われるなど用途は様々。
2層目【吸水紙】
3層目のポリマーの補助的な役割かな?
薄いキッチンペーパーのようなものです。
3層目【ポリマー】【パルプ】
ポリマーは水分を吸収することでゼリー状になり、高い水分保持能力を持つ素材です。
パルプは紙の原料になる繊維でその中にポリマーが混入されているようです。
赤い絵の具を溶かした水を垂らしたらこんな感じに膨らみました。
ポリマーの安全性についてはコチラ 日本衛生材料工業連合会のサイトが詳しく解説されていますので気になる方はご覧ください。
5層目【ポリエチレン】
空気を通さず変質しにくい素材のため、ラップや買い物袋など身近でも様々なものに使われていますね。
ポリマーが吸水した水分を外に漏らさないように最下層に使われています。
ホットメルト接着剤
熱(80度〜100度)をかけて融かして接着させる接着剤。
手芸などに使うグルーガンもこれだそうです。
それぞれの素材をつなぎ合わせるのに使われているようですね。
まとめ
こうして調べてみると、どれも普段の生活で使われている身近な素材ばかりで安心しました。
しかーし!!
ペットシーツ自体は食品用として作られているものではないし、注意書きにもきちんと書いてあります。
製造している工場の衛生管理も、食品用と比べると緩いことが予想できますしね。
あくまでも自己責任で使いたいと思います!
ちなみにボクは、ペットシーツを敷いた上にキッチンペーパーを敷いて使いますよ。
気休めかもしれませんがね。
ではでは
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