今回は知人宅のリフォームのお手伝い。
ここ最近手伝ってる友人宅の古民家とはまた別なお宅です。
自分で壁塗りとかしてみたいけど、いざやろうと思っても何からやったらいいのかわからない。。
ということで、今回は一緒にやってみましょう!ということになったわけです。
ご覧の通り、古くなり暗く見えるプリント合板の壁を白い漆喰壁へと変えていきます。
古い壁板を外す
壁板のつなぎ目の隙間にバールやマイナスドライバーなどを差し込み、バリバリっと一気に剥がしていきます。
その際、壁板を留めていた細い釘も全て抜いておきます。
小学生の息子くんが終始大活躍。
家を壊していいって、子供にはたまらなく楽しいですよね!
最近の家だと、必ず防水シート・断熱材が入っていますが、年代物のお宅の場合、こんな感じで室内の壁を剥がすと直に外壁の裏側が見えます。
下地の木材を追加して石膏ボードを貼る
既存の壁板を外したら、漆喰の下地となる石膏ボードを貼っていくんですが、まずはその石膏ボードをビスで留める為の下地の木材を新たに入れていきます。
下地に使った木材は胴縁と言われる杉材で、サイズが4000mm×24mm×36mmのもの。
ホームセンターだと1本300円前後でしょうか。
最終的にはコレを約2本分使いました。
下地を入れた上に9.5mmの石膏ボードを貼っていきます。
少年は目を守るために水中メガネを装着(笑)大事ですね!
ビス留めはやはりそれなりの力が必要なので、お父さんのヘルプが入ります。
こんな感じで、石膏ボードを貼った時に下地の木材に半分かかるようであればOK。
2枚は切らずにそのまま使用。
もう一枚は上の部分にちょうど収まるようにカットして使います。
石膏ボードは一枚400円弱のものを3枚使用。
パテ埋めする
次に、ボードのつなぎ目とビス穴をパテで埋めていきます。
パテ埋めをせずに漆喰を塗ると、乾いた時につなぎ目とビス穴のところがへこんでしまいますので忘れずに。
コチラを水で練って使います。
ボード同士のつなぎ目部分は、パテ埋めする前にメッシュテープというものを貼ることで後々の漆喰のヒビ割れ防止にもなります。
本来なら完全に乾くまで放置したいところですが…
時間もないので早速つぎの工程へいきます。
漆喰を塗る!
少年も待ちに待った仕上げの漆喰塗りです。
10キロの漆喰を漬物用のプラスチック樽に入れ、水を入れて攪拌機で練っていきます。
コチラはいつも使っている20キロ入りのモノ
硬すぎず柔らかすぎず。
硬めから水を少しずつ足していきます。
硬さの見極めには経験が必要かもしれませんね。
とにかくよーーく練ることで漆喰が滑らかになり塗りやすくなります。
この工程を、小さめのショベルなどを使って手で練ることも不可能ではないと思いますが、、相当な腕力と根性がない限りオススメしません。
攪拌機を買うつもりもない方は、最初から漆喰と水を混ぜてあり、こねる手間のいらない「うまく塗れ〜る」という製品がオススメ!
コストはかかりますが、こねる手間がかからないのは嬉しいですね。
というわけで、ここまで出来ればあとは塗るだけ!
ボクはポイントだけを伝え、あとはお任せ♪
夏休みの家族行事になりましたね!
お城の壁や、蔵の壁のようにツルツルにする必要もないので、難しく考えずにとにかく塗る!
塗ってるとコツがつかめてきますからね。
最終的には少年が一人で仕上げてました!
そして完成!!
壁一面が白くなるだけで部屋全体が一気に明るくなり、家族みんな大満足の様子でした!
壁一面を漆喰塗りにする為にかかった費用は?
手元にレシートがないのでおおよその値段になりますが、今回のような2000㎜×3000㎜程度の壁一面でしたらこの程度の材料費でリフォームすることが出来ちゃいます。
・下地用木材 300円×2本=¥600
・石膏ボード 400円×3枚=¥1,200
・漆喰10キロ ¥1,500
*この他、細かな工具や材料などは自宅にあったものや我が家にあったものを使いました。
まとめ
今回は壁一面を休憩しながらゆっくりとやって5時間ほどで終わりました。
家族で楽しく作業したらあっという間ですね。
最低限「電動ドライバー」や「ノコギリ」などの工具は必要ですが、それらを持っていればわずか数千円でステキな漆喰壁が出来ちゃいます。
悩んでいる方にはぜひこの楽しさを味わってほしいな~
ヘアスタイルだけじゃなく、リフォームの相談も遠慮なくどうぞ(笑)
ではでは
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