テントサウナをdiyで自作し、改良を重ねながらも結果的には既製品のロシア製テントサウナMORZH(モルジュ)も購入するに至りました。
今回の記事は、その両方を使ってみてのそれぞれのメリット・デメリットなどを解説していきます。
今後、テントサウナを自作しようか、それとも既製品を購入しようか…と迷っている方の参考になればさいわいです。
目次
自作テントサウナのメリット
ローコスト
・タープテント+横幕で¥20,000程度
・薪ストーブ+煙突+断熱材などで¥20,000程度
・サウナストーン 20kgで¥20,000〜¥3,000程度
煙突周りなどの断熱・耐熱加工は必要ですが、最低限これらがあればテントサウナの本体としての役目は果たせます。
薪ストーブを持っている!
テントタープ持ってる!なんて場合は更にローコストで始めることが可能ですね。
マイルドな室温で子供から大人まで一緒に楽しめる
このタープテントを利用したテントサウナで常時60〜70°Cほどをキープする感じでした。
施設の高温サウナに慣れている方だと、物足りなさを感じる温度かもしれませんが、大人数で子供から大人までワイワイと食べたり飲んだりしながら楽しむにはちょうどいい温度です。
テント内が広い
もちろん既製品で大きなサイズのものもありますが、どうしても高額になってしまいます。
このテントサウナは2.5m×2.5mで一度に8人前後は入ることが出来ます。
自作テントサウナのデメリット
加工・工夫が必要(耐熱・断熱)
加工が必要なことはデメリットではありますが、いろいろ考えながら工夫出来るというのはdiy好きな人にとってはメリットでもありますよね。
一番のポイントはタープテントの屋根から煙突を出す部分でしょうか。
しかし、
そもそもベースとなるタープテントは火を使うことや加工する事を前提としていない素材ですからね。
全て自己責任になるということ。
最悪、火事になる…なんてことも想定し、素材選びや加工は慎重にしなくてはいけません。
自信がなければ既製品を購入しましょう。
設置に時間がかかる・荷物が多い
一人でセッティングした場合、30分〜1時間はかかるでしょうか。
テントタープ・ストーブ・煙突・サウナストーンなどなど、大きな荷物が多いので車から降ろしてすぐにセッティング出来る場所選びも重要です。
収納スペースが必要
タープテント本体・薪ストーブ・横幕・煙突など、意外と収納スペースが必要です。
灰やススなどの汚れやニオイもあるので室内は避けたいところです。
ロシア製テントサウナ MORZH(モルジュ)のメリット
設置が簡単
ポール2本を本体に通して立ち上げ、ストーブを設置するだけなので一人でも15分〜30分程度で設置することが出来ます。
収納がコンパクト
MORZH(モルジュ)はこの2つに必要なもの全てが収まります。(サウナストーンや小物は除く)
左側がテント本体、右側がストーブ。
そして、煙突とストーブ本体の脚はストーブの燃焼室の中に収納です。
施設のサウナ以上の熱さ
とにかくこの断熱性の高い3層の生地がMORZHの一番のポイントでしょう。
自作テントサウナの際に使用した、風だけを防ぐ目的のタープテントの横幕との圧倒的な違いです。
この素材で出来たテントの中で燃焼効率抜群のストーブを焚くわけですからね。
熱すぎるぐらい熱い!!
ロシア製テントサウナ MORZH(モルジュ)のデメリット
そこそこ高額
思い切りは必要でした。。
しかし!
これだけしっかりとしたテントとストーブの両方で¥160,000ですよ!?
しかしまぁ、それぞれの価値観ということで。。
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生地が厚手で重量があるので干すのがちょっと大変・スペースが必要
テントサウナ使用後は必ず干して乾かす必要があります。
屋根付きのガレージなどがあれば完璧ですが、アパートやマンションだとスペース確保に苦労しそうです。
まとめ
既製品と自作のテントサウナを両方使ってみて感じるのは、それぞれにいい部分があるということ。
少人数で楽しむ場合は、荷物も少なく設置も簡単なMORZHで。
子供たちも一緒に大人数で楽しむ場合は自作の広いテントサウナがいいですね。
最近では各地でテントサウナのイベントなどもあるので、購入前に色々なテントサウナを体験してみるといいかもしれませんね。
そして!
何度も言いますが、特に自作の場合は最悪、火災の危険が伴うということを肝に銘じて断熱・耐熱処理を徹底しましょうね。
自信がなければ素直に既製品を購入しましょう。
ではでは
MORZH(モルジュ)の詳細はこちらから→SaunaCamp-テントサウナで楽しむキャンプスタイル